バンダイナムコグループ

Employee Interview

グループ社員インタビュー

世界中のファンに
「夢」を届ける
〜「安心・安全」に込める思い〜

商材の開発・生産から品質検査を行うバンダイナムコクラフトと、物理的にお客様の元へ商材を運ぶバンダイロジパル/ロジパルエクスプレス(以下、ロジパル)は、どちらも多彩なエンターテインメントを「安心・安全」に世界中へ提供する重要な役割を担っています。それぞれが「安心・安全」視点で心がけていることや会社の魅力などを、プラモデルの設計から金型までを一貫して管理するバンダイナムコクラフトのマネージャーと、物流管理を行うロパルエクスプレスの所長へインタビューしました。

石橋 糸
Profile

Profile 2008年シーズ(現バンダイナムコクラフト)に中途入社。OEM製品の設計、企画開発を経てオリジナル商品の企画・商品デザインを担当。2013年よりCAD設計の経験を活かし、加工事業部に異動。CAMを用いた金型設計から海外手配、ディレクションを行い、現在は金型・プラモデルの設計チームのマネージャーを務める。

石橋 糸
Ishibashi Yui
株式会社バンダイナムコクラフト
バリュークリエイション部 生産チーム金型担当 マネージャー
兼 設計チーム設計担当 マネージャー
春山 雄星
Profile

2012年バンダイロジパルに新卒入社。入社後は静岡営業所に配属され、プラモデルの生産管理を担当。2016年に平和島営業所に異動して、ECの物流管理担当。その後、バンダイロジパル本社勤務を経て、現在は大阪と神戸の物流中心地でロジパルエクスプレスの所長としてトータルで物流管理を行っている。

※ロジパルエクスプレスはバンダイロジパルの100%子会社であり、下記事業内容に分かれています。
【事業内容】
・バンダイロジパル:3PL事業、国際物流事業、アミューズメント関連事業など
・ロジパルエクスプレス:物流管理事業、貨物自動車運送事業、自動車分解整備事業など

春山 雄星
Haruyama Yusei
株式会社ロジパルエクスプレス
事業本部 第3統括部 大阪営業所 兼 神戸営業所

Interview

ー 入社しようと思ったきっかけについて

春山 物流関係の仕事をしていた父の影響で、大学では国際物流を専攻し、就職先も物流会社一択で考えていました。一方で、大学時代のゲームセンターのアルバイト先でクレーンゲームやメダルゲームの機械の組み立てを任せてもらったことから機械系にも興味を持つようになりました。この2軸で企業を探した際に、バンダイロジパルという会社がアミューズメント機器のメンテナンスも行っていることを知って、ここで働きたいと思い入社しました。

石橋 私は子どもの夢や笑顔に貢献したいという思いからです。思い返してみると、子どもの頃から、誕生日やクリスマス、頑張った時のご褒美など、楽しいことや嬉しいことの隣には、いつも玩具がありました。玩具には人を笑顔にする力がありますよね。子どもを育てるようになってからはますます玩具の魅力を身近に感じるようになり、もともと関わっていた工業デザインの知識と経験を活かしたいと思い、シーズ(現バンダイナムコクラフト)に入社しました。

ー 入社後の経歴と現在の業務について

春山 入社後は、静岡や平和島の営業所でプラモデル生産の流れや物流の知識を身に着け、本社へ異動しました。本社では営業として勤務し、その後にロジパルエクスプレスへ異動となりました。再び営業所での経験を重ね、現在は大阪営業所 兼 神戸営業所所長として、物流全般の管理業務を担当しています。

石橋 私は入社後しばらく、医療用製品や電子文具、照明器具など、OEM製品の企画開発に携わっていました。2011年にオリジナル商品を扱う部署へ配属された後、2013年からCAD設計の経験を活かしてCAMを用いた金型設計も担当し、現在はバリュークリエイション部にて、開発と生産をつなぐ金型担当のマネージャーと、プラモデルの設計を担うチームのマネージャーを兼務。設計から金型までの一連の流れを管理しています。

仕事風景

ー バンダイナムコグループにおける自社の魅力について

石橋 バンダイナムコクラフトは、グループの中で、玩具の企画から設計、製造までをすべて国内生産で担うことができる会社です。高い品質と適正なコスト・納期で商品をお客様にお届けできるよう、日々モノづくりを行っています。一番の強みは、企画から生産、品質管理、アフターサービスまで一貫して行えることです。常にお客様の立場に立ちながら、新たなモノづくりにチャレンジしています。

春山 ロジパルはグループ内で唯一の物流会社ということもあり、グループ内において他の会社との接点が多く、いろいろな会社と一緒に仕事ができます。また、モノづくりメーカーである以上、モノを運ぶ物流は絶対に必要ですが、バンダイナムコグループがつくっているのは、「モノ」ではなく、子どもたちやお客様の夢、そして笑顔です。そんな大切なものを運べる会社は、物流会社の中でも当社くらいではないかと思っています。

仕事風景
仕事風景
▲ ロジパルエクスプレス
自社のトラックで輸送を行う

ー 仕事のおもしろさとやりがいについて

春山 いまお話ししたように、夢や喜びを一緒に届けられることですね。クリスマスシーズンなどに、家電量販店やショッピングセンターの玩具売り場で子どもたちが楽しそうにバンダイナムコグループの商品を手に取っているのを見ると、この仕事をしていてよかったなと感じます。

石橋 私も自分が携わった商品がお店に並んでいるのを見ると、すごく嬉しいです。皆の努力と、頑張った成果が目に見える仕事ですよね。そしてロジパルの「モノを運ぶ、届ける」仕事は、企画開発から生産へと繋いできたバトンを最後に託すアンカー的ポジションであり、責任のある大変な業務だと思います。特に玩具は年間を通して様々なイベントがあり、納期厳守の中でイベントが重なった際などは、特に忙しくなる時期があるにも関わらず、ロジパルのみなさんは、いつも温かく対応してくれます。働いている方々をよく知っているからこそ、自社でつくった製品をロジパルに運んでいただける安心感はかなり大きいです。

春山 そう言っていただけるのは、嬉しいですね。当社はグループの中ではモノづくりの会社ではないので、当然ですが輸送配送の手段を整え、納期に間に合わせるということを、自社の役割として常に心がけています。

ー 業務を行う上で「安心・安全」視点で心がけていること

石橋 夢や笑顔を生み出す仕事なので、製品に関して「安心・安全」なのは言うまでもありません。意識しなくても大原則として根付いています。意識しているとすれば、人に対しての安心・安全というところでしょうか。お互いが気遣いをして、みんなでフォローし合いながら精度の高い「いい仕事」ができるよう心がけています。

仕事風景
▲ バンダイナムコクラフト
高品質な金型を生み出すために最後は人の手で調整

春山 「人に対して」というのは当社も同じです。当社の業務は、実際にトラックを運転するドライバーがいてこそ成り立つものです。法律で決まっているルールはもちろん徹底していますが、ドライバーの方々には「規則」や「義務」ではなく、扱っているのが玩具という夢や希望の詰まったものであることをしっかりと理解してもらい、皆が同じ熱量で仕事ができるよう、なるべく多く会話するよう徹底しています。こうした「声かけ」「会話」によって、より安全・安心への意識が高まっているように感じています。

仕事風景
仕事風景

ー 一緒に働きたい人について

石橋 信念のある人です。信念を持って、そして仲間と一緒にやり抜くことが成果に繋がっていきます。ゼロから企画、設計、製造まで一貫して行えるので、至近距離だけでなく、全体を俯瞰して見られる方も向いていると思います。あとは、ポジティブに、そして新しいことに果敢に挑戦できる人と、ぜひ一緒に働きたいです。

春山 当社も、失敗や過去にとらわれず、新しいことにチャレンジできる方に仲間になっていただきたいです。というのも、グループ内の他の会社では、クリエイターの方々が日々新しいものを生み出し続けているからです。当社も日々進化し続けなければ、グループで置き去りになってしまいます。「できない」ではなく、どうやったらそれを実現できるのか。難しいこと、大変なことにこそ挑戦しようと思える方に、ぜひ来ていただきたいと思います。

ー バンダイナムコグループにエントリーを検討されている方々へ

春山 バンダイナムコグループで働きたいという理由だけで当社を選ぶと、イメージのギャップが大きいかもしれません(笑)。まずは物流に興味がある方、そのうえでバンダイナムコグループのパーパスである「Fun for All into the Future」に共感できる方にぜひ選んでいただきたいですね。正直、世界中に夢を届けるなんて、こんなロマンのある仕事は他に考えられません。ぜひ一緒に夢を運びましょう!

石橋 バンダイナムコグループは「夢・遊び・感動」でつながる未来を世界中のすべての人とともに作り続けることを目指していますが、グループ全体を通して同じ方向を向いている方が多いと感じています。ロジパル含め、業務を通じてグループ会社とも連携する機会が多くありますが、本当にどの会社のみなさんも前向きで明るく、楽しそうに働いている方たちばかりです。これだけ大きな組織なのに、みなさんが同じ意識で同じ熱量で働ける会社は、なかなか見つからないのではないでしょうか。ぜひグループの一員になって、実感していただけたらと思います。

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取材日:2024年1月
※掲載内容は、取材日時点の情報となります

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