


作・画:駒井千紘
人が考えたアイデアやつくったものには、大切な価値があります。そういうものを「知的財産」と言います。そして、それらを守るための制度が「知的財産権」です。「知的財産」にはさまざまなものがあります。
「太鼓の達人」の「知的財産」の例
筐体(きょうたい)※のデザイン
意匠(いしょう)権
太鼓の形やゲーム機全体のデザインや形を守る権利
※筐体(きょうたい):アミューズメント施設にあるゲーム機

ゲームプログラム
特許権
アイデアや仕組みを発明した人が持つ権利
著作権
ゲームのプログラムやキャラクターの絵などの作品をつくった人が持つ権利

製品名
商標権
「太鼓の達人」という製品名やロゴを守る権利

自分たちの「知的財産」であるアイデアや作品を守ることは大切です。一方で、私たちも知らないうちに、ほかの人の大事なアイデアや作品をまねしてしまったり、にせものを使ってしまったりすることがあります。そうならないように、ほかの人がつくったものも大切にして、勝手にまねをしたり、にせものを使ったりしないように気をつけましょう。
参照:環境省 ecojin

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