遊びから学びへ――
ガンプラを活用した“次世代教育のカタチ”
「ガンプラアカデミア」は、バンダイナムコグループが提供する小学校向け授業パッケージのこと。ガンプラを楽しみながら、ものづくりやSDGsについて学び、工場の仕事について理解を深められる“次世代教育プログラム”を提供しています。
バンダイナムコが次世代のためにできる
ものづくりの継承と、環境教育とキャリア教育
未来を担う子どもたちの育成にも力を入れています。2021年度にスタートした「ガンプラアカデミア」では、3つの観点で、次世代を担う子どもたちの育成に貢献したいと考えています。
1つ目は「日本のものづくり文化の継承」です。日本のものづくり文化は世界的に評価されてきました。児童が工業生産の過程や技術の発展を理解し、次世代にその技術を継承する重要性を理解できるよう、ものづくりについて伝えることができます。
2つ目は「環境教育」です。プラスチック廃材のリサイクルなど、バンダイナムコの実際の取り組みや、持続可能なものづくりについて伝えることで、環境問題への意識向上と持続可能な社会の構築に貢献する姿勢を育むことができます。
3つ目は「キャリア教育」です。昨今の学校現場では、児童が将来の職業選択や働き方について理解を深めるキャリア教育も重視されています。ものづくりの楽しさや工場の仕事の内容を学ぶことで、職業への興味をもつきっかけづくりができます。
教室にいながらプラモデル工場見学
ものづくりを楽しめる組み立て体験も
「ガンプラアカデミア」は主に小学5年生の社会の単元に対応しており、教室にいながらプラモデル工場見学と組み立て体験ができます。動画は、生産工程、各工程で働く人へのインタビュー、プラスチックのリサイクルなど、ものづくりとキャリア教育、SDGsを総合的に学習できる内容です。
また、発展学習のためのオプションとして「マイプラスチックステーション」のプログラムもあります。ランナー粒断機と成形機を備えた特装トラックが学校を訪問し、プラスチックのリサイクル工程を実演します。
2025年度までの参加児童は累計90万人!
これからも次世代育成を継続
2024年度には、3,500校で22万人を超える児童が参加しました。2021年度にプログラムを開始してからの累計参加人数は、2025年10月までで累計90万人を超えています 。授業を実施した学校の先生からは「工場で働く人たちの思いが伝わってきた」「子どもたちが自分で学ぶ姿が見られてよかった」 といったご感想をいただきました。これからも引き続き、未来を担う次世代に向けた教育活動を継続していきます。
©創通・サンライズ
