社内啓発活動
現代社会においては「脱炭素化」「人権の尊重」「貧困の解消」「多様性の実現」などさまざまな社会的課題が存在していますが、内容によっては、「自分とは関係ない」といったように、他人事として捉えてしまうこともあります。
こうしたなか、バンダイナムコグループでは、従業員にサステナビリティ上の課題を「自分事化」してもらい、サステナビリティの実現に向けて自ら考え、取り組む文化をグループとして根付かせることを目的に、さまざまな施策を実施しています。
サステナビリティWEEK
グループ従業員がサステナビリティについて考えるきっかけをつくる目的で、「サステナビリティWEEK」と称して、サステナビリティに関する施策を国内グループ各社で集中的に実施する期間を設けています。
2023年度は「バンダイナムコが考えるダイバーシティ&インクルージョン」をテーマに、著名人による特別講演や、LGBTQや男性の育児休暇、女性の産休復職について考えるセミナーを開催。さらに、VRによる障がい者体験、社員食堂でのサステナブルメニューの提供などの施策を実施しました。また期間中にはグループ主要拠点で古着の回収を行いました。回収した古着は、グループ各拠点におけるサステナブル製品の展示用什器としてアップサイクル、再利用されています。
グループWEB社内報「サステナビリティBANANA」
バンダイナムコグループのサステナブル活動に関するさまざまな情報(CO2排出量、グループ各社のKPIと目標、各社取り組み状況など)をWEB社内報「サステナビリティBANANA」に掲載しています。本サイトは、国内外グループ各社の従業員であれば誰でもアクセスできるようになっており、グループのサステナブル活動の現在地を知ることができます。
グローバルサステナビリティサミット
国内主要会社・海外地域統括会社の担当者が集まり、サステナブル活動の現状と課題を共有する「グローバルサステナビリティサミット」を2023年度より開催。「サステナビリティ」「危機管理」「コンプライアンス」「情報セキュリティ」の4つのテーマに関して討議しています。
バンダイナムコネイチャーツアー
バンダイナムコグループは、グループ従業員とその家族を対象とした環境学習の機会提供に取り組んでいます。
2023年度は、バンダイナムコグループの特例子会社であるバンダイナムコウィルの協力のもと、さつまいもの収穫体験を実施したほか、2015年度より連携を開始した「こどもエコクラブ」主催の「千波湖環境学習会」へ参加しました。学習会では、千波湖周辺の地形や地質について学びました。
MySDGsプロジェクト
笑顔を未来へつなぐため、従業員一人ひとりができることに取り組む「MySDGsプロジェクト」を進めています。国内外のグループ従業員が日常的に取り組んでいることをWEB社内報で共有するほか、グループ各拠点に啓発ポスターを掲示しています。