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次世代に向けた教育支援

未来を担う子どもたちはかけがえのない宝物です。バンダイナムコグループは教育・スポーツなどを通じた次世代育成活動に注力するほか、子どもの福祉・健康を支援する活動などにも取り組んでいます。

子どもたちへの教育支援

IPを活用した教育支援「ガンダムエデュケーショナルプログラム」

GUNDAM FACTORY YOKOHAMAの“動くガンダム”や“ガンプラ”を題材に、ものづくりの楽しさや地球環境などについて考えるきっかけを与える教育プログラム「ガンダムエデュケーショナルプログラム」を2021年度よりスタートしました。

2021 年 11 月から、ものづくりへの興味喚起を目的に、横浜市の小中学生を対象とする“エデュケーショナルサポート”として、実物大“動くガンダム”の動く仕組みを知り、体感するプログラムを実施。これまでに82 校、5,911 名(2023 年 10月末現在)の子どもたちが参加しています。

また2021年10月から実施している「ガンプラアカデミア」では、「ガンプラ」の組み立て体験を行うほか、「バンダイホビーセンター」の設備や生産工程、仕事内容を紹介する映像を視聴します。これらの内容を通じて、ものづくりの楽しさや、社会・環境課題への取り組みについて学んでもらい、優れた技術や持続可能なものづくりへの関心を高めてもらうことを目的としています。2023年3月末までの累計で約3,800校、約24万人の小学生が参加しています。

詳細はこちらをご覧ください。
プラモデル授業「ガンプラアカデミア」

ガンダムエデュケーショナルプログラムに参加する子どもたち

企業訪問学習に協力

バンダイナムコグループ各社で、子どもたちを対象とした企業訪問を受け入れています。

バンダイナムコフィルムワークスおよびバンダイナムコピクチャーズでは、小・中・高校生を対象に、アニメーション制作やIPの創出、プロデュースについて学ぶ場として、自社IPを題材とした実習も交えた社会教育の機会を提供。2020年からの累計で、25校、約500名が参加しています。

バンダイナムコフィルムワークスでのオンライン企業訪問の様子
企業訪問後の子どもたちから届いた数多くの手紙

宇宙開発フォーラムを応援

宇宙空間を舞台にしたSFアニメーションを多く手掛けるバンダイナムコフィルムワークスでは、学生団体の主催する「宇宙開発フォーラム」の開催を支援しています。同フォーラムの「学生の視点から宇宙開発の今を見つめ、文理の垣根を超えた議論をしたい」という想いに賛同したものです。

2022年度は、フォーラムで使用する画像を提供したほか、参加者のブレインストーミングなどにも協力。当日はのべ190名が参加しました。

プロスポーツ選手による訪問授業で子どもたちの夢を応援

バンダイナムコエンターテインメントが運営に参画するプロバスケットボールチーム「島根スサノオマジック」では、選手が島根県内の幼稚園、保育園、小学校に訪問し、子どもたちと将来の夢について語り合う「夢授業」の活動を行っています。

このほか、地元松江市に貢献する目的で、「反射材の普及活動」「暴力団排除推進広報活動」「赤い羽根共同募金活動」など、さまざまな施策のPR活動にも積極的に取り組んでいます。

「夢授業」で子どもたちと語り合う北川選手と谷口選手

ゲームや施設を活用した体験学習の機会提供

バンダイナムコアミューズメントではゲームや施設を活用し、未来を担う子どもたちを対象に、さまざまな体験学習の機会を積極的に提供しています。

一例として、魚釣り体験ゲーム『釣りスピリッツ』に関連づけ、子どもたちに魚や海洋問題に関する知識をわかりやすく伝える取り組みを進めています。2023年8月には、静岡県西伊豆町の皆さんの協力を得て、漁港から直送された新鮮な魚を子どもたち自らさばき、おいしくいただく「お魚さばき体験」を開催しました。魚や水産業の魅力、地域の魅力、それらにまつわる環境・社会課題などを学ぶとともに、海や自然、そこに関わる人々への感謝の気持ちを感じてもらうねらいです。

このほかにも、アミューズメント施設の近隣の学校と連携してお仕事体験を実施するなど、地域の一員としてさまざまな活動に取り組んでいます。

魚捌き体験の様子
namco輪島店でのお仕事体験の様子

地域の青少年の健全育成に協力

アミューズメント施設には青少年の利用者も少なくありません。バンダイナムコアミューズメントおよびプレジャーキャストでは、関係機関と円滑に連携しながら、地域の青少年の健全な育成を図るべく、社内での「JAIA青少年アドバイザー」の資格取得を推進しています。アドバイザーの在籍する店舗にはその旨をパネル表示しています。

業務用ゲーム業界、遊園施設業界をまとめる業界団体「JAIA(一般社団法人日本アミューズメント産業協会)」が主催する「JAIA青少年指導員養成講座」研修の修了者。青少年育成活動の専門的な知識と経験を有する。

日本各地の幼稚園・保育園を訪問「ジャッキーキャラバン」

キャラ研では、絵本シリーズ「くまのがっこう」の主人公であるジャッキーとくまのがっこう音楽隊が日本各地の幼稚園・保育園を訪問して、子どもたちに“しあわせ”を届ける活動「ジャッキーキャラバン」を実施しています。2022年度は5施設を訪問し、350名を超える園児たちと楽しい時間を過ごしました。

また新型コロナ感染拡大防止の観点から、映像版ジャッキーキャラバンも実施。2022年7月~9月の期間で、65施設4300名を超える園児の皆さんにご参加いただきました。

©BANDAI

貧困に悩む子どもたちに玩具を寄贈

Bandai Namco Holdings Chinaは、2023年3月、「未来への夢づくり」プロジェクトを中国でスタートしました。本プロジェクトは、さまざまなパートナーとともに、障がいを持っていたり、貧困に悩む子どもたちと「夢・遊び・感動」でつながることを目的とした取り組みを行うものです。プロジェクトの最初の取り組みとして、2023年3月2日~13日の期間で中国江蘇省の特殊児童学校などを対象に、2,000セットの玩具を寄贈しました。

またアジア地域での玩具などの調達、販売および輸出入を行うBandai Namco Asia(本社:香港)においても、明るい未来を担う子どもたちが健やかに生まれ育ち、夢と希望を持つことができる社会づくりを推進することを目的として、2023年4月、Bandai Namco Asia は地域の子ども支援団体「基督教恩牧堂(グレーシャス・シェパード・キリスト教会)」に、7,083個の玩具を寄贈。これらの玩具は、2023年4月16日に基督教恩牧堂が開催した無償配布会にて、厳しい生活環境や貧困に苦しむ子どもたちのいるご家庭に届けられました。

バンダイナムコグループは、Bandai Namco’s Purpose 「Fun For All into the Future」のもと、世界中の人々に楽しさと感動を届け、未来に向かって笑顔と幸せを追求していきます。

中国でスタートした「未来への夢づくり」プロジェクト
香港で寄贈した玩具の無償配布会

アメリカの子どもたちの健康・福祉を支援

Bandai Namco Toys & Collectibles Americaでは1995年、アメリカ国内に慈善事業などを目的とする非営利団体「BANDAI FOUNDATION」を設立しました。以来、同財団を通じて、子どもたちの健康や福祉に焦点を当てたチャリティ寄付などの支援活動を行っています。

2021年度には、Bandai Namco Entertainment Americaと提携し、「Pac-Man Takes a Bite out of Hunger」キャンペーンを発足。カリフォルニア州アーバイン市で新たなグループ拠点を立ち上げたことにちなんで、地元のフードバンクへの寄付を行うともに、カリフォルニア南域の食糧難を解消することを目的とした、持続可能な農場の立ち上げ資金を提供しました。

今後も、子どもたちとその家族がより良い生活を送れるよう支援していきます。

PAC-MAN™ & © Bandai Namco Entertainment Inc.

「こどもエコクラブ」との連携で環境学習を支援

バンダイナムコグループは、子どもたちの自主的な環境活動や環境学習を促す「こどもエコクラブ」の活動に協賛し、パートナーとして支援しています。同団体が開催する環境学習会を、グループ社員とその家族も環境学習の場として活用しています。

公益財団法人日本環境協会による子どもの環境活動の支援事業。環境省の後援および文部科学省の支援のもと、地方自治体や企業・団体と連携を図りながら実施されており、2022年3月現在で全国約1,700クラブ、約9万人が会員となっている。

2023年2月の千波湖環境学習会「サケの稚魚を放流しよう」の様子
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