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Takayuki Komiya
小宮 孝之
株式会社バンダイナムコホールディングス
社外取締役 監査等委員

期待に応え続けるため、私自身の経験を活かし、
ガバナンス体制が確実に機能するよう注力していきます。

 近年の当社取締役会は、単なる事業単位の議論にとどまらず、グループ横断的な視点による課題の整理がより深化してきたと感じています。中長期的な経営課題を意識したモニタリングボードへの移行は着実に進んでおり、グループ全体や各事業の課題について、問題の所在を分析し、その対策を講じる一連の過程が以前より可視化されてきました。
 当社グループには、長い歴史の中で継承してきた社風や文化があります。一方で、変動の激しい環境変化を受け入れ、柔軟に対応してきた「オープン」な一面もあります。引き継ぐべきボードカルチャーは、伝統にとらわれず、現在地における経営環境を直視し、より良いものに上書きできるオープンマインドだと考えています。新たな社外取締役を迎える中でも、多様な意見に広く耳を傾け、中立な立場から、それらが受け入れられる環境を支えていきたいと思います。
 今後、特に注視すべきテーマは、グループガバナンスの横展開です。業績の伸長に伴い、関係会社数や関係者数は増加、多様化しており、ルールの統一化や遵守、その平準化を進めることは重要な課題です。また、ビジネスの根幹が投資と回収の循環である以上、投資後の状況の可視化やモニタリングも不可欠です。特に仕掛品のタイムリーな状況把握は、財務的にも検証必須の命題として、引き続き重要論点として注視していきます。
 当社グループが今後も成長を続けるためには、既存IPの維持発展に加え、未活用の自社IPの発掘、他社IPの活用可能性の追求、新規IPの創出を含めたIP軸戦略の確実な推進が生命線になります。取締役会として、短期のみならず中長期の視点に立ち、その実効性を見ていく必要があります。株主の皆様には、今後も変わらずファンとして当社グループを支えていただきたいと思います。その期待に応え続けるため、私自身も公認会計士、税理士、社外役員としての経験を活かし、ガバナンス体制が確実に機能するよう注力していきます。

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