サプライチェーンマネジメント(環境)
環境負荷低減は企業単体の努力で実現することはできません。バンダイナムコグループはサプライチェーン全体で環境問題に取り組み、環境負荷を低減した持続可能なバリューチェーンの実現を目指します。
物流における取り組み
物流事業においてグリーン経営認証を取得
ロジパルエクスプレスでは、環境保全を目的としてエコドライブ活動や低公害車の導入などに取り組むとともに、安全と環境に配慮した運転(エコドライブ)を実施しています。
あわせて、環境負荷の少ない事業運営を実施している運送事業者が取得できる「グリーン経営認証」を取得しています。グリーン経営認証は全国の車両配置拠点で取得しており、10年以上の継続で取得できる「ゴールド認証」を保有する営業所も順調に増えています。
「ゴールド認証」
エコドライブを推進
ロジパルエクスプレスでは、安全と環境に配慮した「エコドライブ」を徹底しています。独自の環境マニュアルを整備し、車種ごとの徹底した燃費管理、CARディーラーとタイアップして行うエコドライブ教育などに取り組んでいます。
あわせて、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団が主催するエコドライブ活動コンクールに毎年参加しており、2018年には最も優秀な取り組みを行った団体に贈られる「国土交通大臣賞」、2024年には「優秀認定証」を受賞しています。また、年に1回エコドライブ講習会を実施し、実技も含めた研修を行っています。
電気自動車の導入を推進
バンダイロジパルおよびロジパルエクスプレスでは、低公害と安全性を兼ね備えた車両の導入を推進しています。
2023年度から社用車にEV車両を導入しています。今後はトラックでもEV車両の配置を検討しています。
社内で使用するエコドライブ推進ステッカーについて、よりメッセージ性を高めるため、グループのキャラクター「くまのがっこう」に一新しました。
海運輸送時におけるCO2排出量の削減
バンダイおよびバンダイロジパルはフィリピン工場で生産した玩具を日本に輸送する際に、2024年12月まではCO2を160トン分オフセットする船舶を使用していました。2025年1月からはバイオ燃料を使用する船舶により、年間約16トンのCO2削減が見込まれています。