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気候変動対策の強化

気候変動による異常気象や災害の多発、また地球環境への影響は、事業はもちろん世界中の社会活動に大きなリスクをもたらします。事業活動に伴うCO2排出量を削減し、気候変動へ対応することは企業の責務と考えます。

脱炭素化に向けた取り組み

自社拠点で再生可能エネルギーを積極的に導入

脱炭素化に向けて、グループ会社主要拠点において、再生可能エネルギー由来の電力への切り替えを進めています。

バンダイナムコ未来研究所、バンダイ本社ビル、バンダイナムコアミューズメント本社ビル(住友不動産田町駅前ビル)、バンダイナムコスタジオ本社ビル(澁澤永代ビル)、BANDAI SPIRITSのプラモデル生産工場であるバンダイホビーセンターなど、グループの各拠点で使用する電力の総量を再生可能エネルギー由来の電力に切り替えており、オフィス業務で発生するCO2排出量を実質ゼロとしています。この取り組みによるCO2排出削減量は年間4,000t-CO2以上となっています。

再生可能エネルギーを導入するバンダイナムコ未来研究所

太陽光発電の導入

BANDAI SPIRITSのプラモデル生産工場であるバンダイホビーセンターでは、屋上約1,202m2に400枚のソーラーパネルを配した太陽光発電設備を導入しています。本設備による年間の電力自給量は約26万kwhとなり、この取り組みによるCO2排出削減量は年間約130t-CO2となる見込みです。

このほか、バンダイナムコクラフトのKanto-Baseやハートの本社工場においても太陽光発電設備を導入。太陽光発電による電力自給に取り組んでいます。

JIS8907に基づく太陽電池の発電量計算方法により算出

バンダイナムコクラフト Kanto-Baseの太陽光発電設備
バンダイホビーセンターの太陽光発電設備

オンプレミス(自社管理)サーバーの完全クラウド化によるCO2排出量の削減

バンダイナムコエンターテインメントは、電力使用量や廃棄物の削減などを目的に、オンプレミスデータセンターで用いるコンピューティングサービス※1 を完全クラウド化。大規模な運用でコンピューティング効率を高めました。本施策によるCO2削減量は年間約2,400t-CO2となっています※2

ストレージ、ネットワーク、データベース、ソフトウェアなどのサービス

平均利用率を30%と仮定

ライブ・イベントにおいても環境に配慮

バンダイナムコミュージックライブでは、ライブ・イベントの照明にLEDを積極的に利用し省エネを図っています。また、会場でオリジナルのエコバッグを販売するほか、ライブ・イベント中に使用する使い捨てのペンライトを、繰り返し使える電池式のペンライトに切り替えるなど、再利用可能なライブグッズの販売に努めています。

2022年10月15日(土)、16日(日)
Re:vale LIVE GATE “Re:flect U”
武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ

BREEAM(建物環境性能評価)認証取得

2021年7月に新たに完成したBandai Namco Europe本社ビルにおいては、建築設計時に環境負荷低減を図ることはもちろん、その建物で働く従業員の健康にも配慮した職場空間を提供するなど、各種施策に取り組んでいます。それらの取り組みが評価され、2023年3月、イギリスの建築物環境性能認証制度であるBREEAM認証「Excellent」ランクを取得しました。

BREEAM認証:イギリスBRE(Building Research Establishment)が策定し運用する建物の環境性能を評価するシステム“Environmental Assessment Method (EAM)”。「建築物の持続可能性」を評価する1990年に開発された世界で最も歴史の長い建物環境認証制度。

環境性能を高く評価されたBandai Namco Europe本社ビル

中国深センでの植樹活動

BANDAI (SHENZHEN) は、環境保護およびCO2削減を目的に、2023年4月、中国深センにて植樹活動を行いました。本活動には従業員とそのご家族、60家族130人以上が参加し、60本以上の苗を植えました。

130名以上が参加した植樹活動
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