IPの適切な活用/特許の相互活用
バンダイナムコグループの持つIPを通じて、世界中のファンに楽しんでいただけるよう、知的財産の適切な活用やバンダイナムコが持つ特許の相互利用に取り組んでいます。
IPを活用した社会貢献
IP軸戦略の進化に向けた取り組み
バンダイナムコグループは、グループの強みであるIP軸戦略を核とし、世界中のファンとより深く、広く、複雑につながるための新たな取り組みや、IP軸戦略の進化、世界の各地域でALL BANDAI NAMCOで一体となり事業構築に取り組むことを通じて、持続的な成長を目指します。
ファンに寄り添う新しい仕組みとしてIPごとのメタバース開発やIP創出のための戦略投資も行います。商品・サービス発の創出に加え、グループ横断の取り組みによる創出、バンダイナムココンテンツファンドによる創出、外部パートナーとの取り組みによる創出などあらゆる方向からIP創出に取り組むなど、今中期計画の3年間で400億円の戦略投資を行い、IP軸戦略の進化を目指します。
IPを活用した取り組みを推進「ガンダムオープンイノベーション」
バンダイナムコグループは、人口問題・地球環境問題の解決に向けた新しい発想や技術を募集する企画「ガンダムオープンイノベーション」を2021年度から実施しています。
プロジェクト名の由来である「機動戦士ガンダム」シリーズは、人類が宇宙に移民した架空の時代である「宇宙世紀」を舞台としています。作中では人口の爆発的な増加、悪化する地球環境など、現代社会にも通じるさまざまな社会課題が提示されてきました。そして、ガンダムの持つ壮大な世界観には、これらの課題の解消にもつながるような、まだ見ぬ新しい技術や可能性がつまっています。そこでバンダイナムコは、「宇宙世紀」を起点に人類の革新や人類が望む未来社会を構想し、本気でその実現に挑むというプロジェクトを立ち上げました。
プロジェクトではさまざまな分野のエキスパートやイノベーター、研究機関や先端企業などのパートナーを幅広く募集し、ワクワクするような未来の実現にともに取り組んでいます。
詳細はこちらをご覧ください。
ガンダムオープンイノベーション 公式サイト
ゲームを活用した社会課題解決について研究
バンダイナムコエンターテインメントおよびバンダイナムコスタジオにおいては、2020年から3年間にわたり、青山学院大学総合プロジェクト研究所(知財と社会問題研究所(SSPIP))と共同で、「ゲームを活用した社会課題解決の可能性の研究」に取り組みました。アクセシビリティの向上やポリティカルコレクトネスへの配慮、ダイバーシティ&インクルージョンの推奨などの実践的な研究に取り組み、シンポジウムの開催や書籍出版など広く社会へ情報を発信しました。