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ダイバーシティ&インクルージョンの推進

バンダイナムコグループは、さまざまな才能、個性、価値観を持つ企業や社員が生き生きと活躍することができる「同魂異才」の集団でありたいと考え、働く社員の多様性を尊重するとともに、グループ共通の基本方針として、新卒・キャリア、性別、年齢、国籍、人種、宗教や性的指向などにこだわらない採用・登用を行っているとともに、多様な人材が活躍することができ、心身ともに健康に働くことができる制度や環境整備に取り組んでいます。

ダイバーシティ&インクルージョンへの取り組み

多様な人材が活躍できるための取り組み

バンダイナムコグループでは従業員一人ひとりが持つ個性・才能を重視しており、各社の事業の特性を踏まえながら、職場における人材の多様化と活躍推進を図っています。

なかでも女性活躍の推進については、実力と経験に基づく公正な評価を実施しており、性別を問わず活躍できる環境を整えてきました。この成果が表れ、女性正社員数の増加に応じて女性管理職が増え続けています。

また国内全社において、パートナーシップ制度規定を導入し、公的書類の提出によりこれまで同性婚に限られていた慶弔見舞金や特別休暇、介護休業等の対象としているほか、eラーニングやセミナーで理解促進を図り、さらに性的マイノリティに対するハラスメントやアウティングについて禁止する文言を各社規定に定めています。

男女平等、ジェンダーフリーに関する社内啓発活動にも積極的に取り組んでいます。バンダイナムコヨーロッパでは2023年4月、「男女共同参画」に対する従業員の意識を高めることを目的に、リヨンオフィスにおいてさまざまなワークショップやアクティビティを盛り込んだ社内イベントを実施、100名以上の従業員が参加しました。

このほか、事業のグローバル化に伴い、現地採用の従業員数も年々増加しています。

「男女共同参画」の意識を高める社内イベント(バンダイナムコヨーロッパ)

障がいに対する理解向上の取り組み

バンダイナムコグループでは、ダイバーシティ&インクルージョンに関する社内啓発活動の一環として、各種セミナーの開催やeラーニングなど適宜実施。従業員に対する啓発活動に取り組んでいるほか、特例子会社であるバンダイナムコウィルでは、2022年グループ社員向けサイト「ゆになび」を開設。従業員に障がいについて正しく理解してもらうことを目的として、さまざまな情報を発信しています。

アビリンピックに参加

バンダイナムコグループの特例子会社であるバンダイナムコウィルでは、障がいのある方が日々の業務で培った技能を競う「アビリンピック」に毎年参加しています。

2022年11月には、幕張メッセで開催された全国アビリンピックに、地方大会を勝ち抜いた2名のバンダイナムコウィルスタッフが参加しました。製品パッキングの種目にて東京都代表として出場した大下一太郎さんが、昨年の銅賞に引き続き、銀賞を受賞しました。

大会の詳細はこちらをご覧ください。
アビリンピック公式サイト(外部サイト)

障がいのある方々が日頃職場などで培った技能を競う大会

全国アビリンピックで銀賞を受賞したバンダイナムコウィルのスタッフ

障がい者の積極的雇用

バンダイナムコクラフトでは2016年から地域の養護学校と連携し、職場体験を通じて社会で働くイメージの一助になればとインターンシップを受け入れるとともに、障がい者の積極的な雇用に取り組んでいます。

聴覚障がい者の受け入れにあたっては、コミュニケーション手段の一つとして、配属部署および管理部の社員を対象に手話教育を実施。また指文字や手話に関する簡単な説明を工場内各所に掲示するなど、従業員同士のコミュニケーションの円滑化に取り組んでいます。

職場体験の様子
工場に掲示した手話の説明ポスター
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