サステナビリティサイト

ダイバーシティ&インクルージョンの推進

バンダイナムコグループは、さまざまな才能、個性、価値観を持つ企業や社員が生き生きと活躍することができる「同魂異才」の集団でありたいと考え、働く社員の多様性を尊重するとともに、グループ共通の基本方針として、新卒・キャリア、性別、年齢、国籍、人種、宗教や性的指向などにこだわらない採用・登用を行っているとともに、多様な人材が活躍することができ、心身ともに健康に働くことができる制度や環境整備に取り組んでいます。

ダイバーシティ&インクルージョンへの取り組み

障がい者の積極的な雇用を通じて社会に貢献

バンダイナムコウィル

バンダイナムコグループの障がい者雇用と定着の推進およびグループ会社の事業支援を目的とした特例子会社です。主にグループ各社のメールセンター運営、オフィスおよび店舗清掃、オフィス事務、開発・営業サポート業務などに従事しています。

また、バンダイナムコホールディングス主催のサステナビリティWEEK(毎年10月)や「障害者基本法」で定められている障がい者週間(毎年12月3日から9日まで)を利用して、障がい者雇用を考えるセミナー(体験会や物産展などのイベント含む)を開催しています。さらに、「障がい」への正しい知識を伝えるサイト「ゆになび」を運営しており、隔月での情報発信とオンライン配信にて解説を行うなど、障がいへの理解を深める機会を創出し、グループ全体の障がい者雇用推進の一翼を担っています。これらに加えて、地元の公益法人とも連携しながら、栃木県鹿沼市の農園で果実や野菜を生産しています。

バンダイナムコウィルでは、こうした取り組みを通じて、障がいのある人たちの安定した雇用の創出・促進を図るとともに、地域社会とグループに新しい価値を提案しています。今後も一人ひとりの個性を尊重し、グループと社会に貢献する企業を目指していきます。

メールセンター運営
じゃがいも収穫

バンダイナムコクラフト

2016年から地域の養護学校と連携し、インターンシップの受け入れを通じて社会で働くイメージづくりを支援するとともに、障がい者の積極的な雇用に取り組んでいます。

聴覚障がい者の受け入れにあたっては、コミュニケーション手段の一つとして、配属部署および管理部の社員を対象に手話教育を実施。また指文字や手話に関する簡単な説明を工場内各所に掲示するなど、従業員同士のコミュニケーションの円滑化に取り組んでいます。

職場体験の様子
工場に掲示した手話の説明ポスター

多様な働き方を推進

Bandai Namco Holdings Europe S.A.S.(BNHE)のリヨンオフィスでは、2024年度、フランスにおけるグループ各社を対象に、社内イベント「DE&Iカンファレンス」を開催しました。参加したのは、BNHEをはじめ、Bandai S.A.S.、Bandai Namco Entertainment Europe S.A.S.、およびBandai Namco Entertainment France S.A.S.の従業員です。

本イベントは、GPTWによる従業員意識調査の結果を受け、ジェンダー平等のさらなる強化を目指したもので、当日は、DE&Iやジェンダー平等に対する従業員の意識を高めることを目的に、さまざまなワークショップやアクティビティを実施しました。

Great Place To Work®(働きがいのある会社研究所)。世界150カ国で従業員意識調査を行い、その結果をもとに、「働きがいのある会社」を認定するとともに、ランキングなどを発表している国際的な調査機関。

男女共同参画デー

行動規範の制定

バンダイナムコグループでは、「バンダイナムコグループ行動規範」を制定し、国や地域を問わず、法律とその精神を遵守すること、公正かつ自由な競争のもとで利潤を追求すること、そして企業活動を通じて広く社会に貢献することが、普遍的で重要な使命であると認識しています。これらを実践することで、社会との信頼関係を築き、持続可能な社会の実現を目指します。また、社員の生命・身体を優先し、安全で働きやすい職場環境を提供することを明記しています。なお、グループのすべての事業会社の社長は、「バンダイナムコグループ行動規範」の遵守に関する宣誓書を当社社長宛に提出しています。

グループ内 行動規範浸透ポスター