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働きやすい職場環境の実現

バンダイナムコグループは、『誰もが各自のライフステージに合わせ、やりがいを持って働き続けることができる』企業を目指し、従業員が健康で安心して働くことができる職場環境づくりに取り組んでいます。

社内制度・インフラの整備

社内制度・サポート体制を拡充

バンダイナムコグループでは、多彩な人材が心身ともに健康に働くための環境整備を推進しています。従業員誰もが働きやすい環境を整えるための規定をはじめ、柔軟な働き方を可能にするためのフレックスタイム制、裁量労働制、短時間勤務、時差勤務など、グループ各社がその事業形態に合わせて各種制度を整備しています。また、定期健康診断やストレスチェックのほか、バンダイナムコホールディングスのグループ管理本部内に長時間労働対策担当を配置しており、従業員が安心して働ける環境をつくることで、従業員満足度の向上を図っています。

なお、バンダイ、バンダイナムコエンターテインメント、バンダイナムコアミューズメント、メガハウスは、次世代育成支援対策推進法に基づき「子育てサポート企業」として厚生労働大臣の認定(くるみん認定)を受けています。また、バンダイ、バンダイナムコエンターテインメント、メガハウス、バンダイナムコビジネスアークは、女性活躍推進法に基づき、女性の活躍促進に関する状況などが優良な企業として「えるぼし認定」を受けています。また「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」において、バンダイナムコエンターテインメント、バンダイナムコスタジオ、バンダイナムコビジネスアークが認定されています。

今後もグループ各社の経営層や人事部門と一体となって、従業員が働きやすい職場環境の整備、また従業員の健康増進に向けた取り組みを強化していきます。

主な外部評価
外部評価 評価・認定を受けたグループ各社
健康経営優良法人
健康経営優良法人のロゴ
  • バンダイナムコエンターテインメント
  • バンダイナムコスタジオ
  • バンダイナムコビジネスアーク
くるみん認定
くるみん認定のロゴ
  • バンダイ(2020年認定)
  • バンダイナムコエンターテインメント(2021年認定)
  • バンダイナムコアミューズメント(2021年認定)
  • メガハウス(2023年認定)
えるぼし認定
えるぼし認定のロゴ
  • バンダイ(認定段階3)
  • バンダイナムコエンターテインメント(認定段階2)
  • メガハウス(認定段階2)
  • バンダイナムコビジネスアーク(認定段階2)

チャレンジする人材を支援する多彩な取り組み

バンダイナムコグループの主要会社では、各社の営業利益と従業員の賞与が相関する業績連動の報酬体系を導入し、従業員のチャレンジ意欲を喚起しています。また、各ユニット・各社においてIPや商品・サービスに関するアイデア提案制度などを設け、会社や部門の垣根を越えて、従業員が自ら提案できる仕組みを構築しています。さらに、チャレンジした部門や従業員を表彰する制度の導入などにより、チャレンジしやすい土壌・風土づくりに取り組んでいます。

社員のキャリアプラン構築を支援

バンダイナムコグループでは、社員一人ひとりのキャリアの自律を支援し、将来の夢や目標のプランニングを促すことを目的に、毎年キャリアプランの記入と上司面談、グループ横断での異動希望申告の機会を設けています。また商品やサービス、IP創出にかかるアイデアなどを公募する各種ビジネスコンテストを実施。社員が自身の適性やモチベーションを意識する機会をつくり、キャリアプランを描きやすくなるようサポートしています。

アルバイトやパートナー社員の能力向上・登用に注力

全国でアミューズメント施設を運営し、リアルな体験としての「遊び」をお届けしているバンダイナムコアミューズメントでは、施設の運営を支えるアルバイトやパートナー社員の能力向上や積極的な登用に注力しています。

アルバイトやパートナー社員が仕事を魅力的だと感じ、イキイキと活躍できる環境づくりを目的に、「キャリアチャレンジ制度」を導入しています。役割ごとに等級を設け、定期的な評価を通じてランクアップを目指せる仕組みです。なかでも上位の等級として認められるためには全社統一試験に合格する必要があり、会社としてこの試験へのチャレンジを促すだけでなく、合格支援サポートを行うことで、職務内容を超えた能力向上の機会としています。

さらに、「店舗プロフェッショナル正社員」の社員区分を導入。これは、生まれ育った地元など、自分が希望する地域に密着した働き方を原則として、店長業務を筆頭に施設運営の仕事に特化して活躍する社員です。この店舗プロフェッショナル正社員への登用を積極的に行うことで、アルバイト・パートナー社員のキャリアアップの機会としています。

エンゲージメントサーベイの実施

国内外グループ全社において、2023年3月期より、エンゲージメントサーベイを毎年1回実施しています。当調査は、「仕事へのやりがい・会社への貢献意欲」「パーパスの理解度・浸透度」「ダイバーシティ&インクルージョン」に関する内容となっています。

毎年の観測を実施することで、グループ全体で従業員のエンゲージメント向上に取り組み、多彩で個性あふれる人材が生き生きと働き活躍できる環境づくりを推進しています。

グラフ:2024年度のエンゲージメントサーベイの結果。会社では性別に関わらず活躍する機会が与えられているかという設問に対して、肯定的な回答をした人は回答者全体の78%でした。同じく、会社は多様な価値観や考え方を尊重しているという尊重に対しては、肯定的な回答が70%となりました。
2024年度 エンゲージメントサーベイの結果

転勤のない「ホームグラウンド制度」を運用

バンダイナムコアミューズメントでは、「ホームグラウンド制度」の運用を2023年度に開始しました。本制度は、店舗勤務の正社員に対し、原則として転勤がない働き方を適用するものです(特に希望する社員を除く)。全国展開の強みを活かして従業員の生活拠点を安定化する、地域に密着した新しい働き方を実現する取り組みとして、今後も継続していきます。

対象となる正社員(337名)のうち、従来の「全国勤務希望制」希望者は約50%(166名)(2025年7月現在)

ホームグラウンド制度

「社内報アワード2024」でグランプリを受賞

バンダイナムコエクスペリエンスが企画・運営するWeb社内報「BANAMIGONLINE(バナミーゴオンライン)」が、ウィズワークス株式会社が主催する「社内報アワード2024」の〈動画社内報部門〉でグランプリを受賞しました。

グランプリを受賞した企画「ざっくばらんに話しまSHOW」は、バンダイナムコエクスペリエンスおよび関連会社の従業員が忖度なしで自分のしたい話を社長にぶつけていくトーク形式のコンテンツです。

そのほか、〈Web/アプリ社内報部門 媒体全体〉でシルバー賞、〈動画社内報部門〉で同じく動画を使った企画「バーチャル店舗視察」がブロンズ賞を受賞しました。