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働きやすい職場環境の実現

バンダイナムコグループは、『誰もが各自のライフステージに合わせ、やりがいを持って働き続けることができる』企業を目指し、従業員が健康で安心して働くことができる職場環境づくりに取り組んでいます。

社員の健康維持・増進のために

バンダイナムコグループにおける社員の健康管理

バンダイナムコグループは、「夢・遊び・感動」でつながる未来を世界中のすべての人とともに創りつづけることを目指しています。そのためには、グループで働く社員一人ひとりが、みずからの持つ「力」を100%発揮しつづけることが必要と考えています。

「『社員が健康で働くことができる』ことは、社員個人と会社の双方にとり、基本的なことであり、また、重要な財産である」という考えに基づいて、健康管理の基本方針を次の通り掲げています。

  • 自律的健康管理の推進
    会社は、自分の健康管理を自分自身で行うことができる社員を育成・支援します。
  • 就業環境の整備
    会社は、社員が働きやすい環境の整備を行います。

また、社員の「自律的健康管理」のサポートを目的に、産業保健スタッフ(産業医・保健師)が常勤する「健康推進室」と、各社の人事機能部門や各健康保険組合が連携し、社員の健康管理に努めています。

健康推進室の主な業務

  • 定期健診の受診勧奨と事後フォロー
  • ストレスチェックの実施と事後フォロー
  • 長時間労働者との面談の実施
  • メンタルヘルスケア、療養者対応
  • 衛生管理対応
  • 健康増進施策(各社のニーズに合わせた健康施策の実施、予防接種など)

自律的な健康管理をサポートする体制

社員の健康保持・増進に関する指標

バンダイナムコグループでは、社員の健康保持・増進に向けて、各種の取り組み項目を設定しています。グループ各社はその達成状況を確認しながら、必要に応じて追加の施策などを実施しています。

なかでもストレスチェックは、労働安全衛生法改正前の2008年から実施しており、すべてのグループ社員に対して受検を推奨しています。チェック結果はメンタル不調の一次予防などに活用しています。2022年の受検率は97.9%と、グループ全体で高い受検率を維持しています。

2020年以降の新型コロナウイルス感染拡大に伴って、バンダイナムコグループでも在宅勤務の導入などを実施しており、社員の働き方が急速に変化しています。ストレスチェックは、こうした変化が社員のメンタルヘルスに与える影響を確認することにも役立っています。

詳細はこちらをご覧ください。
バンダイナムコグループ 人事関連データ

社員の健康保持・増進に関する指標(2022年度実績)

【対象会社】バンダイナムコエンターテインメント、バンダイ、BANDAI SPIRITS、バンダイナムコフィルムワークス、バンダイナムコアミューズメント

社員に寄り添ったメンタルヘルス対応

バンダイナムコグループは健康推進室を起点に、社員のメンタルヘルスケアを行う体制を充実させています。また、ストレスチェックなどを通して、不調の早期発見・早期予防に取り組んでいます。

健康推進室を中心としたメンタルヘルス不調者の復職支援

健康推進室が中心となって、メンタルヘルス不調者の復職支援を行っています。グループ主要会社にも健康推進室の拠点があり、産業保健師が常駐して、日々の健康相談に対応しています。

働き方の多様化(在宅勤務の導入など)に対応するため、健康相談は対面面談に限定せず、メールや電話による相談窓口を整え、テレビ会議によるオンライン面談も実施しています。

これらの対応にあたっては、社員が悩みや不安を安心して話せるよう、プライバシーの保護を徹底しています。

ストレスチェックの集計結果(集団分析)を活用した職場改善活動

社員の状況の可視化を目的に、ストレスチェック結果を部門、チーム、年代、役職別などの項目別に集計、分析しています。結果は各部署にフィードバックしています。これに加えて、特にストレス値の高い部署に対しては、健康推進室スタッフ・保健師が個々の社員からヒアリングを行ったうえで、所属部署長との話し合いの場を設けて課題の共有や改善策の検討を行っています。

メンタルヘルス対応における職場復帰フロー例

注)バンダイナムコビジネスアーク 人事部 健康推進室での受託会社における基本フローとなっており、会社によって復職支援の内容は異なる場合があります。

感染症の拡大予防に向けた取り組み

バンダイナムコグループでは毎年、季節性インフルエンザの流行期前に、社内予防接種を実施しています。2022年度は首都圏の5拠点で、約2,300人が接種しました。就業時間内に社内でスムースに接種できること、加入している健康保険の補助金を活用でき費用が安価であることなどから、本制度は社員からも好評を博しています。こうした取り組みを通じて、社員の健康を維持することはもちろん、安心して働ける環境を整えています。

また、2021年度には新型コロナウイルスの感染拡大を受けた厚生労働省の要請にいち早く対応し、グループ全体でワクチンの職域接種を実施しました。取り組みは2022年度も継続しており、社員のみならずその家族、取引先の接種希望者にまで対象を広げています。今後も、感染症の拡大予防に積極的に取り組んでいきます。

予防接種の様子

エンタメ要素を取り入れた健康施策の実施

バンダイナムコスタジオでは、新型コロナウイルスの感染拡大などを受けて、テレワークメインの働き方にシフトした従業員への運動機会を提供しています。

社内有志メンバーと健康推進室でプロジェクトを立ち上げ、ウォーキングイベントを企画・運営しています。チームまたは個人での参加が可能で、チーム対抗戦では役員チームも参戦。優勝チームには豪華賞品が進呈されます。また個人戦では成績優秀者に社内若手クリエイター描きおろしのオリジナルデザインギフト券を配付するなど、従業員が楽しんで参加でき、バンダイナムコスタジオらしいイベントとなるような工夫を凝らしています。こうした話題性・エンタメ性のあるイベントの実施を通じて、従業員の健康づくりを支援していきます。

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