サステナビリティサイト

商品・サービスの安心・安全

安心・安全を第一に、誰もが楽しめる高品質で安全、安心な商品やサービスを提供する。バンダイナムコグループは世界中の人々に満足いただける商品・サービスの提供を企業の責務と捉え、検証と改善に取り組み続けます。

商品・サービスにおける取り組み

独自の品質基準に基づく品質保証を実施

バンダイでは取り扱う商品の特性や幅広いお客さまのニーズを考慮し、さまざまな品質基準のもとで設計や素材選定を行っています。品質基準としては(一社)日本玩具協会の定める玩具安全基準(=ST基準)に加え、「安全性」「性能」「表示」の大きく3つのカテゴリーに分かれた約260項目の独自基準から成り立っており、商品の仕様に応じて、これらの基準から該当する項目を抽出、検査を行ったうえで製品化しています。

また、ハイターゲット(大人層)向けの商品を展開している(株)BANDAI SPIRITSにおいても同様に、独自の品質基準を設けるとともに、海外への出荷時は、海外グループ会社や外部機関と連携して各国・地域の規制に対応しています。

玩具の安全性検証
BANDAI SPIRITS品質基準書

FOCUS

経済産業省「製品安全対策優良企業表彰」において「製品安全対策ゴールド企業」に認定

バンダイは、経済産業省が主催する「製品安全対策優良企業表彰」の第2回(2008年度)、第6回(2012年度)、第9回(2015年度)において、「大企業 製造事業者・輸入事業者部門」の最上位賞である「経済産業大臣賞」を受賞し、「製品安全対策ゴールド企業」に認定されています。

またバンダイナムコエンターテインメント(旧バンダイナムコゲームズ)も第8回において「大企業 製造事業者・輸入事業者部門 優良賞」を受賞しています。

製品安全対策ゴールド企業:「経済産業大臣賞」を3回以上受賞した企業に授与されるものです。認定から5年経過ごとに更新審査が行われ、認定が維持された際にはマークに★が追加されます。2020年の更新審査の認定では、「大企業 製造事業者・輸入事業者部門」で初めて「製品安全対策ゴールド企業」マークに★が追加されました。

業務用アミューズメント筐体の安全を検証

アミューズメント施設を運営するバンダイナムコアミューズメントでは、お客さまにゲームを安心して安全に楽しんでいただくために、運用面も含めたさまざまな観点から業務用アミューズメント筐体の安全性を検証しています。製品開発・改善にあたっては、お客さまが手に触れる部分の安全性のほか、施設スタッフがメンテナンスする際の安全性も考慮。開発、生産、品質保証、サービスなど、さまざまな部署による安全性検証(セーフティーレビュー)を実施しています。2022年度は、新製品を中心に28件のセーフティーレビューを行いました。

安全性検証(セーフティーレビュー)

品質・安全意識の向上に向けた取り組みを推進

製品・サービス品質を維持向上するためには、社員一人ひとりが品質・安全への意識を高めるとともに、モノづくりの正しい知識・ノウハウを持ち、自主的に品質向上に取り組んでいく環境づくりが重要です。

バンダイナムコグループエンターテインメントユニットでは、本ユニットに属するデジタル事業・トイホビー事業が合同で、「プロダクトセーフティフォーラム 製品安全と品質を考える展示会」を開催。玩具などのフィジカル製品、またゲームなどのデジタル製品における品質管理の取り組みを展示しました。本展示会は、デジタルとフィジカルの融合が求められる昨今の状況を踏まえて、エンターテインメントユニット内の知見を共有し、さらなる品質向上、商品開発に役立てることを目的としたものです。近年では新型コロナウイルス感染拡大の影響を加味し、また、より多くの方へ事例を共有することを目的に、VR会場で実施するとともに、展示内容も品質向上を含むサステナブル活動全般に拡大しています。

またBANDAI SPIRITSでは、社員とお取引先様を対象とする「Product Quality Messe」を開催しています。お客様からいただいた生の声や不具合品の現物展示、生産現場での取り組みから品質向上に役立つヒントまで、さまざまな情報を伝達し、お取引先様と一体となって品質向上に向けた取り組みを推進しています。

プロダクトセーフティフォーラムのVR会場
展示パネル例
Product Quality Messeの様子
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